人の尊厳とは

 私は、父の尊厳や誇りを考えていないわけではなかった。だが、自分自身が忙しくなったり、同じ行動を執拗に父から要求されると、すぐにブチ切れてしまう。

 私は、もはや、父からどう思われようが構わないと思っている。しかし、できれば、穏やかに一日を過ごしたい。母にかかる負担を何とか減らしたい。

 私は今日一日、今のところ、なんとか、父のために穏やかに淡々と世話をしている。

なんか色々と疲れているのでこのくらいにする。                                                                                                                                             

また、カテーテルを引き抜こうとする

 「何度目だ、ナウシカ」ではないが、「何度目だ、カテーテル」と言った感じである。昨日は午後から外出して夕方戻ってきて、早速、おしっこがパックからでてしまったとひと騒動が起き、その後、パンツを履けないと言っている父にパンツをはかせた。

私は、おしっこがついたパンツが見当たらないので、どこにやったのか、父に尋ねたら、案の定分からないと返答である。私は、自分の怒りがコントロールできず、激高してしまった。これが原因だったのかもしれないが、父は、カテーテルを引き抜こうとした。私はさらに激高して、怒鳴りつけた。また救急車で運ばれたいのか、だのなんだのと自分で叫んでいたと思うが、もう訳が分からなくなっていた。父は泌尿器科に電話をかけ、留守番電話に向かって、バカみたいに「もしもし」を繰り返していく。

 悲劇を超えて喜劇の様相を呈していた。ところが、父に3月下旬に器具を交換する旨を伝えると何故か納得したようである。私も頭を冷やすため、自室に引き籠った。

 部屋から、母と父の会話が聞こえており、父に対して、母はもう少し趣味とかないのか、退職後、時間があるのだから、もっと楽しんだら認知症にならなかったのにと、ずけずけと父に言っていた。父は、意固地になって、そんなものこれからも一切しないと返答していた。母も母でなんか色々溜まっているなあと思いつつも、父も私との会話よりは落ち着くようで、やっと眠りについたようだ。

 もう、私と父の間で修復は不可能である。父から見たら、私は瞬間湯沸かし器のような、それこそ、狂人のように見えているのではないだろうか。

 

 あと、一昨日、3月9日(木)午前10時半、件の宗教の信者である父の妹が電話をして来た。父が電話をとって、なんか会話をしていた。「土地がどうの、家がどうの」等と物騒なパワーワードが耳に飛び込んでくる。電話を切った後、母と私が父に尋ねると、「痛い痛い」と話をはぐらかした。この男にとっては、優位な立場にたてるからなのか、それとも、父の妹との会話が実は全然理解できていなかったのか。私にはさっぱりわからないが、本当に不安である。この父の妹は、自分の住んでいるマンションも夫から権利を取り上げ、教団に寄付している(水晶玉を買ったともいわれている)。一家も崩壊しており、みんなバラバラである。筋金入りの狂信者だと思っている。

 

地獄の季節の到来である。

昨日も起きていたようだ。

 相変わらず、父はお昼になっても寝ている。昨日は、職場に行く等と息巻いており、自室にはネクタイやスーツが準備されていた。にもかかわらず、日が高くなっても、起きやしないのである。

 いい身分である。昨日は私も外出しており、父の様子はよく分からなかったのだが、できるだけ早く帰ってきたところ、やっぱりどこかに電話しようとしていたようだ。

私の帰宅に気づいて、電話を中断したが、私は父のおしっこを入れるパックの栓が開いているのを見て、なんか、ブチ切れてしまった。今思えば、そこは冷静に対応すべきだったのだが、いくら言っても覚えてくれないことに嫌気がさしてしまったのか、つい、ブチ切れてしまった。

 何度もこのブログで書いているが、アンガーコントロールができず本当に困っている。気が付くと怒鳴り散らしている。とりあえず、おしっこを入れるパックの栓が開いた状態と閉じた状態の写真は撮っておいたので、このデータに注意書きを書いて、プリントアウトしたものをあちこちに貼っておこうなどと考えている。

一日中起きていたようだ。

 昨日のブログでは、昨日の時点で寝ていると書いたが、結局夜の9時半ぐらいまで寝て、その後、やっとのことで布団から出てきた。以後、一日中、居間で起きていたようだ。私は正直、もう、どうでもよくなってきている。以前のブログではまともな生活リズムを取り戻すよう努力する等と書いたが、もう、無理である。私も疲れた。勝手にしてくれという思いである。もう、階段を上がるのも億劫なのだろう。最初の救急車で搬送された病院で「施設もそろそろ考えた方が良いのでは」というアドバイスを受けたが、お金の問題もあって、二の足を踏んでいた。でもこのままでは、今度は母と私がぶっ倒れてしまうのは間違いないと思う。

 なんか、色々とイライラする。

 

 

妙な発熱が

 昨日は、朝、珍しく父が起きた。体が痛いとか、なんか色々ぶつくさ言っていた。あとやたら寒い寒い、言っていた。そうしたら、横から母が、昨日熱が7度あったと言ってきた。なぜ、それを早く言わない。改めて、熱を測ってみると、37度6分・・・そこそこ微熱があり、布団に入るように言った。しかし、ここからが、父の真骨頂である。中々眠らず、ダラダラ起きている。私と母がキレてやっと自室に向かった。

 夜起きてきて、ご飯を食べた。父曰く、もう治った等と言っているが、まあ、確かに気分はそんなに悪くはないらしい。いつもの薬を飲ませて、私は寝て、父も母も昨日は素直に眠りについたようである。

 そして今日、父は中々、自室から出てこない。正確に言えば寝ているわけではなく、目は覚めているのだが、中々起きようとしない。兎に角、熱を測り、おしっこを外に出さなければならない。やることはが尽きないのである。

また、うんこ

 昨日、私は外出していたため、昨日の父の様子はわからなかったが、帰ってきて、母に聞いてみると、うんこを漏らしたとのことである。父は、あっけらかんと罪の意識も無さそうに私と母の会話を聞いている。なんか、本当に母には申し訳ない気持ちでいっぱいである。このモンスターと化した父について、どうすれば適切な対応をとることができるのか。

 ただ、昨日、父はなぜか早く寝た。部屋の明かりはつきっぱなしではあったが、大人しく布団に入ったようだ。

 今日から私は忙しい。日曜日には救急搬送されたことをかかりつけの医師に伝えに行かなければならない。救急搬送された病院の再診の予約をとる等、父関係の作業が地味に面倒くさいし時間をとるのである。

 

いつまで寝ているのか。

昨日は、朝の4時ごろに寝て、起きたのは、夕方の6時である。正確に言えば、すでにお昼頃から目は覚めていたのだが、足や腰が痛いだの言って、布団から出ようとしない。やっと起きてご飯を食べたのだが、夜の9時半であった。そこから、案の定、今日も4時半ごろに寝たようである。

 明日からは、さっさと私が起こして、正常な時間に戻す必要がある。私達の生活リズムが滅茶苦茶になってきている。

 あとは自治体から先日の調査について、補足して聞きたいことがあると連絡があったくらいか。