昨日は、特になにもなかったかなあ・・・と思ったけど、これを書いている今日の7時58分現在、9時に予定している病院の診察に行くことをグズッている。これは、一昨々年ぐらいに入院して、経過観察というのか、毎年一回病院に行くことになっている。どうも、行きたくないのか、ダラダラ周りに当たり散らしている。とりあえず、なんとか、行くみたいではあるが、鬱陶しいことこの上ない。本人からしてみると、色々記憶が無くなっていき、不安が募っているのであろうことはわかるが、周りに当たり散らすのは本当にやめて欲しい。もの忘れ外来やら認知症の治療からも逃げ続けている人間が偉そうな態度をとっているのが片腹痛いのである。
なんか、父親の病院に行くまでの実況中継のようになっているが、9時診察なのに、まだ行かないようである。なんというか、だんだん笑えてくる。
9時10分前になって、まだ行かない。母親が早く行けといったら、父が逆切れしたので、ついでに私もキレた。「病院への診察の予約票に今日の日付が書いてあるだろう」と現物を示して説明する。それでも、父はギャーギャー文句を言って認めない。
こりゃダメだと私は、さじを投げ、その場を立ち去ったら、少しして、さすがにまずいと思ったのか、父親が病院に電話をして遅れる旨を連絡した。そのあと、のそのそと、無言で出て行った。
こんな不毛なやり取りをあと何回続けるのかと思うと、何とも言えない徒労感に満たされてくる。
