自分勝手な人がアルツハイマー型認知症に・・・。

 題名の通りであるが、自分勝手な人がアルツハイマー認知症になるらしい。「らしい」と書いたのは、ネットの情報を少しななめ読みしただけであり、あまりこのことを深く検証したわけではないからである。

 周りのために自分の意見を言わずに我慢することも「自分勝手な人」になるらしい。

なんとも、救われない話ではないかとも思うが、恐らく、自分の意見を言わずに我慢すればという姿勢が、いかにも自分のナルシズムを満たすだけで、実は自分本位の発想なのではということのようである。確かに自分が我慢すればという時、妙な高揚感があったりするのはよく分かる。その一方で、我慢する以外の打開策を考えていないという思考停止に陥っているのである。自分も我慢せずにみんなが巧く行く道を早々に放棄しているのである。

 あまり考えてこなかったことだが、自分の中にとどめておくべき問題のように思える。

 父親も認知症になる前は、もしかしたら色々なことを我慢してきたのかもしれない。自分はあまりそのことに気にかけてこなかった。私に対しても言いたいことがあったのだろう。正直、今の父に対しては微塵も感謝の気持ちも湧いてこないが、その一方で、申し訳ないという気分が私の中にある。

 

 昨日の父は、特になにもなかった・・・ような気がする。夏休みがずっと続いていれば良いのにと思う。また、9月になると電話攻勢をかけたり、職場に押しかけたりとかするのであろうか。

 自分としては、いっそ電話を目の前で叩き壊したら、どんな反応を示すのか、ちょっと興味がある。自分の中のどす黒い部分が時々頭の中でささやく。