連休も終わる・・・

 連休は父の元の職場もお休みなためなのか、父も電話攻勢や職場への襲撃は行なわない。しかし、4月や5月は日曜日でも行こうとしていた。そして警備員室から家に電話をかけてくるというなんとも見苦しいことをやらかしている。その当時に比べたら、まだマシなのか。なんで一頃に比べて大人しくなったのだろうか。一つには体力がないということもあり、そう何度も職場へ押しかけることができないということもあるのかもしれない。脳は相変わらずボケまくっているのだが、どこかで肉体に無理をさせてはいけないというリミッターが作動するのかもしれない。

 そんな父を眺めながら、自治体の包括支援センターに相談することもせず、約半年が経ちつつある。正確には母が1回、私が1回相談に行っているのだが、検診を装って、家に医者に来てもらい問診を行うというものである。私はこれを父に切り出せない。どうも、認知症であることを認めることが嫌なようである。私がは話しても、自分の部屋に引き籠ってしまう。世の中には、自分でおかしいと思い、自分から病院に行った人もいるというのに・・・。いや、気持ちはわかるけど、本当にこっちがしんどくなりつつある。