久々にイライラをぶつける

 昨日は、父は、病院に行くといってにもかかわらず、病院に行かず、帰ってきてしまったからだ。理由は、何で病院に行くのかが分からなくなったとのことである。別に痛みもないし、行く意味がないらしい。このような結論に至った背景として、恐らく、その病院の診察券を無くしてしまったから、父としては申し訳ない気分があったのではないだろうか。或いはみっともないという思いもあったのだと推測する。ところが結局、診察券は後ほど見つかった。父は病院に連絡はして謝罪をしたが、今後はもうこの病院は行かないとのことである。なぜなら、上でも書いた通り、もう痛みもないからとのことである。確かにいつまでその病院に通い続ければよいのだという思いは理解できる。

もうその病院には何年も通っているが、回復したのか否かがイマイチはっきりしない。その意味では、父の意見も理解はできる。ただし、私からすれば、素人のお前が勝手に判断する前に医者にちゃんと自分の症状を聞いて、もう行かなくて良いか否かを問いただせと言いたい。しかし、父は、面倒くさいのか、私を無視した。私ももう勝手にしろと言う思いでこの話を終りにした。

 なんというか、医者のような専門家との付き合いをこんなあっさりおわらせてよいのかという思いがあるのだが、正直父のその場その場で自分に都合の良い見解に付き合い続けるのもおっくうになりつつある。

 そんな小さなフラストレーションが私の中に溜まってしまったのか、私は父にキレしてしまった。ちょうど、夕食の時、父は熱い鍋に指が触れてしまい、そのことで父はその鍋の位置が悪いからこんなになったのだといった事を母に言ったの見て、私もキレて、てめーの注意不足だろということを、もう少しオブラートに包んで言ったら、ぶつくさ文句を言って私を無視した。また、このパターンかと思い、さっさと私はご飯を食べその場を離れた。もう少し冷静にならなくてはならないと思いつつ、私も同じようにイラついてしまう。

 私自身の苛立ちについては、ここ最近、脳の検査をしろと言っても父が聴かないことにも恐らく原因がある。父はその度にどうせ治らない、あきらめている等と繰り返し私に返答している。母はもう、強制的に連れていけないものか、といつも私に言ってくる。私もぶん殴って引きずっていければどんなに楽だろうか、と思う。もう認知症が発症してから、7~8カ月である。いつまでこんな状況が続くのだろうかという思いで自分の中で生じる苛立ちがだんだんコントロールできなくなっている。

 

今日は、朝、7時59分現在、元の職場の同僚の方から電話での連絡が今の所ない。この調子で行くと、父は不安になり、職場に押しかける可能性がある。要注意である。

 

あと、悩みどころとして、27日(日)、私が外出していた時であるが、午後13時頃に久々に件の宗教の信者である叔母から電話があったらしい。なんでも孫の中学受験の相談とのことらしい。私は、この人物を本当に信じていない。定期的に電話をかけてきて、父のボケ具合を観察しているのだと推測している。

 

悩みも尽きず、次から次へ問題が山積している。あと、母がスマホを昨日購入した。PCやインターネットをしたことのない母に一から教えなければならない。色々大変なことばかりである。