勝手に解約?

 今さっきのやり取りであるが、父が昨日、換気口の取り換え式のフィルターの交換サービスの契約を解約した。私は昨日の時点で、父から押し売りが北から断ってやったという話を聞いていた。昨日の段階では、私は、どこの押し売りかよく聞いておかなかった。そして今日、家にあるフィルターの明細書を私が見て、これの支払いはどうするのかと、父や母に聞くと、フィルターに同封されている明細書を見て払うと父は言った。

そして私にその支払いに関する一切の事を押し付けた。押し付けられること自体は全く問題ない。父に任せるよりははるかにましである。ところが、明細書を見ても私にはよく分からない点があり、フィルターのメーカーに電話したところ、冒頭の解約の話が先方から飛び出した。昨日、お届けに上がったところで私の家の人間から解約すると告げられたとのことである。私はちょっとその話は進めないでほしいと先方にお願いし、いったん電話を切って、父に問いただした。案の定、そんな話はしていないと答える。私は認知症だからその記憶はあてにならないと言うと父は激怒した。しかし私も益々苛立ち、大喧嘩になりそうだった。父は怒りに任せてフィルターのメーカーに電話をかけ、必ずしも解約ということを言ったわけではない。とりあえず、引き続きフィルターの送付をお願いすることを先方に話した。私達はとりあえず、この件については再開ということで、手打ちにしようということになった。父の記憶能力では、これ以上何か言っても無駄だと思ったからである。

 母は母で父がこの件でゴチャゴチャ言ってきたことが相当ストレスに感じたらしい。父のせいで買い物に行けないと父に文句を言うと、父もまたキレ始めた。私は、自室でフィルターメーカーに聞きたいことがあると言ってそこから逃亡した。しばらくすると、父も母もこのままこじらせるのはまずいと思ったのか、言い争いは徐々に収束した。とはいえ、母がかなりストレスを感じているようである。できる限り、母の仕事をサポートしたいのだが、母の助けになっているのかイマイチわからないでいる。