ほんの少しの平安

 昨日からやっと父の元の職場が冬休みとなり、つかの間の安堵の日々が始まった。ありがたいことである。去年のこの時期はまだ、認知症の症状は無かったように思える。ところが実際には、同じところに年賀状を3通だしたりしていたりしたらしく、既にこのころから、認知症の兆候はあったのであろう。私も母も全く気が付かなかったのだが。

私は、今後、何が起きても大丈夫なように仕事は早めに済ませなければならない。特に毎年、年度末は色々と慌ただしくなるため、父に不測の事態が起きた時の事を考えると、早めに手を打たねば、後々厄介なことになりかねない。

 

 父は、昨日は、コロナの脅威に何故かやたらとびくびくしており、職場が閉鎖されたことをやたら心配していたようだ。案の定、あちこちに電話をかけたりしたが、誰も電話には出ない、そんな一日だった。今日は、まだ今の所ではあるが大人しくしているようである。