病院に行けば卑屈になる2

 昨日は、泌尿器科に行った。父は尿道の管を外す外す、騒いでいたのだが、病院へ行く道中、タクシーの中で、「何のために病院に行くのだろう」とバカみたいなことをつぶやいていた。あれだけ、管を外すために病院に行くと、騒いでいたのに。

 病院では、先生に昨日の救急車の顛末を話すと、先生は「これは命綱だから」と父に諭した。そう言われると父はホイホイうなずき、もう致しませんと反省していますといった体で呟いた。この男の小心な部分が露骨に出て、私は本当にうんざりした。この男は本当に権威に弱い。医者であったり、元の職場の現役の職員、こうした人の前では、極めて腰が低くなる。逆に体の弱そうなおばあさんとか、母とかの前では、平気で怒鳴り散らしたりする。確かに体が弱くなり、頭も認知症になり、不安なこともあるというのは理解できる。しかし、いくらなんでも、この小物ムーブはひどすぎるだろうとおもうのである。

 家に帰ると、父は、落ち着いたのか、私が買ってきた海鮮丼?のようなものを食べ、夕食を食べ、寝た。

 昨日の病院でもらってきたのは、漢方と抗認知症薬である。遅きに失した感はあるが、やっとこの手の薬を手に入れた。これは私のミスである。てっきり認知症外来でないと処方されないと思っていたのである。ところが普通の泌尿器科(兼内 昨日は、泌尿器科に行った。父は尿道の管を外す外す、騒いでいたのだが、病院へ行く道中、タクシーの中で、「何のために病院に行くのだろう」とバカみたいなことをつぶやいていた。あれだけ、管を外すために病院に行くと、騒いでいたのに。

 

 病院では、先生に昨日の救急車の顛末を話すと、先生は「これは命綱だから」と父に諭した。そう言われると父はホイホイうなずき、もう致しませんと反省していますといった体で呟いた。この男の小心な部分が露骨に出て、私は本当にうんざりした。この男は本当に権威に弱い。医者であったり、元の職場の現役の職員、こうした人の前では、極めて腰が低くなる。逆に体の弱そうなおばあさんとか、母とかの前では、平気で怒鳴り散らしたりする。確かに体が弱くなり、頭も認知症になり、不安なこともあるというのは理解できる。しかし、いくらなんでも、この小物ムーブはひどすぎるだろうとおもうのである。

 

 家に帰ると、父は、落ち着いたのか、私が買ってきた海鮮丼?のようなものを食べ、夕食を食べ、寝た。

 

 昨日の病院でもらってきたのは、漢方と抗認知症薬である。遅きに失した感はあるが、やっとこの手の薬を手に入れた。これは私のミスである。てっきり認知症外来でないと処方されないと思っていたのである。ところが普通の泌尿器科(兼内科)でも処方されると聞いて、拍子抜けしてしまったし、同時になぜもっと早くきづかなかったのかと自分の無能さに愕然とするのである。もっと早くきづけば、認知症の進行を遅くすることもできたのではと思う。今更こんなものを使っても意味がないのではないだろうかとも思う。昨日、漢方を少し飲ませたが、効きすぎたのか、午後になっても寝たままである。昨日2軒の病院に行ったこともあるが、いい加減起きろよと思う。