ご飯を何とかせんと・・・

 母のご飯が夜の10時前に出来上がった。当然、父は怒る。ここ数年夜の9時過ぎが当たり前のこの家の夕食であるが、父はボケているので、それが当たり前のことと気づかない。ましてや10時過ぎなんて、父のボケた頭では想像もつかない時間帯なのであろう。私は、母の夕食の支度に関しては、本当に申し訳ないと思っている。片付けや皿洗いならいくらでもできるが、調理が本当にできない。

 あとは、買い物ぐらいは分担して、事前に買いたいものを私が買ってくるとか、いろいろ工夫はできるかもしれない。しかし、母は母で買い物自体は結構好きみたいだし、私が買いに行くとか言うと、あまり良い顔をしない。それに買い物という作業はコミュニケーションを伴うボケ防止の一種だと思っている。これは私の勝手な推測に過ぎないが、コロナによる外出制限は確実に父の認知症発症の原因と考えている。家に引き籠って、ボケっとした生活をしていた父は昨年4月に認知症を発症した。一方、母は、コロナでも、毎日必ず買い物に出かけていた。その結果かどうかわからないが、母は今もボケを発症していない。買い物という作業は本当にバカにすることはできないのではと思う。だから、買い物を私がすることが本当に良いことなのか、少し迷っている。

 悪い時に悪いことは重なるもので、近いうちに2日間ばかりではあるが、出張があるかもしれない。厄介な事態である。