昨日も家庭教師があると言って、父は午後の4時、もう日も暮れつつある時間帯に飛び出していった。手帳に書いてある床屋の住所にめがけてである。前のブログでも書いたが、父によれば、なんでも床屋の近くに目的地があるとのことである。
その手帳に書いてある床屋の住所は私が2年前ボケた頭の父に、間違えないように私がメモを取らせたものである。まさか、2年後、父のボケた頭の中で都合よく改竄されることになるとは思わなかった。
飛び出して行って、1時間ちょっと過ぎて父は帰ってきた。案の定、どこへ行って良いのか分からなくなり、元の職場に行ったようである。一昨日と同じパターンである。
これから何回、同じことをするのだろうか。あと、父は2年前の手帳を今も使っているのだろうか。ボケる前は毎年年末に買い替えていたのだが、すっかり自分の仕事以外の事では引き籠りと化してしまったので、買いに行くということもしなくなってしまった。
色々とダラダラ書いたが、言いたいことは、要は父の行動パターンに変化がみられることである。父の関心が、元の職場から家庭教師にシフトしつつある。いや、結局元の職場にも襲撃しているので、厳密には関心がシフトしているわけではないが、面倒くさい状況であることには変わりない。
この状況がいわゆる「徘徊」というやつなのかもしれない。私は父に関しては徘徊があまり無いのが不思議だったが、かってに飛び出して、人様に迷惑をかけるということでは徘徊と変わらないのである。