昨日は、母が病院に行っており、私と父が再びお留守番をしていた。父は午前中は大人しかったが、午後３時ごろ、いきなり私を呼んだ。私が父の処に行くと、父のおしっこパック（レッグパック）のなかのおしっこが真っ赤になっていた。父の履いている股引にも血が飛び散っていた。私と父はタクシーでかかりつけの泌尿器科に行った。当初は、父は一人で行くと言って聞かなかったが、どうせ父は一人で行けば、必ず迷うと思い、意地でもくっついていった。父は、家に誰もいないということを、やたら気にしていた。これは今回に限ったことではなく、全員が家を離れる際、やたらと騒ぎ立てることがあった。ちゃんと戸締り、ガス、電気を気をつければ大丈夫と言っても聞かない。とはいえ、最後はトヨタの工場の職員ばりに指差し呼称を父の目の前で行い、無理やり父を連れて行った。タクシーに乗っている間、保険証やら診察券を持ってきているかどうかをしきりに気にしていた。
病院での診察の結果であるが、特に異常はないとのこと。カテーテルの管が膀胱内の壁に当り出血したとのことである。これは先々月にもあったことであり、念のため、血が固まって膀胱を塞いでることが無いかを検査し、問題ないとのことだった。3月に入院した際、この出血し血が固まり膀胱や尿道を塞ぎ、尿が膀胱内にたまり、尿からの細菌が血管を通じて全身に回り、2週間の入院を余儀なくされたことを考えると、ちょっとホッとした。
取り敢えず、私と父は帰宅し、昨日は普通に睡眠をとった。本日、父のおしっこを見る限り、元に戻っていた。
私の素人考えにすぎないのだが、やはりしゃがんだりする姿勢をとると、カテーテルが膀胱や尿道を刺激したり擦過したりしてよくないのではないかという思いがある。昨日も段ボールを父が切る作業を行っていたが、今思うと、どうもあのしゃがむ姿勢が気になるところである。
とりあえず、これを書いている12月１日、朝6時16分、父は一度起きて、また寝ている。
あと、有難いことに、母が病院から父の薬を持って帰ってきてくれた。なんでも、病院が気を利かせて、母に持たせてくれたらしい。私が、今月取りに行こうとおもっていたので、本当に感謝しかない。
