今年で3度目の救急搬送・・・

 昨日、また、父が救急搬送された。私は仕事で午前中から外出していた。夕方7時に帰ると、母から、遅いと叱られてしまった。何があったか、私が問うと、何と救急車で運ばれたとのことである。おしっこが出ないと、父が自分でお得意の救急搬送の119番をかけてしまったらしい。今年ですでに3度目の救急搬送である。私がよく見てみる、おしっこを入れるパックが変わっていた。搬送先の病院で尿道についているカテーテル事付け替えたらしい。おしっこを入れるパックも今までのものと、違うものがついていた。もう訳が分からなかった。私には使い方が分からず、さらに問題なのは、風呂に入る時はどうするのか、あるいは、一時的におしっこを入れるパックを外して、止め栓をつけるといった事はできるのか、等何も分からないことである。父はもちろん、付き添いで行った母も聞いてこなかったらしい。

 私は、まず、この新しい器具について、搬送先の病院に問い合わせる。そして、かかりつけの泌尿器科に事情を話す。

 なんか、余計な作業ばかり増えている。

 ここ数日、父はやたら器具を外そうとする。おとといも、尿道についている管を外そうとしたり、実際に管からさらに伸びているチューブを外して、部屋のあちこちにおしっこをまき散らして、洗濯物が久しぶりに膨大になった。今回の救急騒動もこの流れで、恐らく自分で引っこ抜こうとして生じたものなのだろう。

 おとといの出来事で書いておくべきことがもう一つあった。それは母の失禁便である。おととい、母は病院に行ったのだが、どうやらその帰り道でうんこを漏らしてしまったらしい。母は下痢と便秘を繰り返していた。私は、今回の父の認知症の介護によるストレスもそうした下痢や便秘の原因なのではないかと思う。あと、考えられるのは、認知症にもしかしたら・・・という問題である。私としては、母については念のため、認知症外来のある病院に行ってもらいたいと思っている。もう父の時の失敗をくりかえいたくないのである。

 

 

 この地獄の日々はいつになったら終わるのだろうか。