なんか、ずっと寝て居たような。あと件の教団の信者からご連絡

 昨日の父は、午後3時ぐらいまで寝ていたような気がする。疲れていたのだろうか。午後3時に起きて、午後5時に朝ご飯を食べる。あまりよろしくない生活サイクルである。あとは、お決まりの明日は元の職場に行くと意気込んでいたくらいだろうか。

 「行ったところで何もない」と、「もう定年退職しているのだから」と、私もいつもと同じようなことを言うと、父は、まだ荷物がいろいろと残っているので、捨てたり、片付けたりしなければならないと言ってきた。これも何度も繰り返される定番の返事である。ちょうど2年前の、2022年の3月、父の認知症を私や母が最初に確認する1か月前、同じことを言っていた。私達も何をいきなり言っているんだと戸惑っていたのを覚えている。その時は認知症だとは全く思っていなかった。やたらと元の職場に行くことを主張していたのが、なんか気持ち悪いなあぐらいの感覚だった。それ以来、この元の職場においてある荷物を片付けるという父の言葉、何度か出てきた。もう理由なんて何でいいのかなと思う。とにかく、父にとっては、元の職場に行く理由を探しているだけなのかもしれない。でも、おそらく、今の父は体力が無いので、おそらく、今日も行く事は無い気がする。だから、しつこく電話をするのではないかと予想する。

 あと、昨日ではなく一昨日、3月31日、件の教団の信者である父の妹から電話があった。内容はわからないが、ボケた父の頭ではよく分からかったようである。母から聞いたところによると、その妹も病気だということで連絡をして来たとのことである。毎度のことである。この妹は父がボケたことを恐らく知っている。そして、父の死を確認するために定期的に電話をしてくる。いかにも件の教団らしい立振舞である。もう、家族とか、血の繋がりとかを利用して金を巻き上げる唯の詐欺集団にすぎない。