夜にまた電話

 昨日、父は午後、病院から帰った後、自分の体力の無さを悟ったのか、学校に仕事は続けられない旨を連絡している。そして後任の人(というのも変な話なのだが)と話をして、今後の引継ぎについて、ベテランの方々を交えて相談したいと言った(ようである)。しかし、ベテランの方々がおらず、後ほど電話を父のもとにかけてもらうとのことで、いったん電話を切った。ところが電話はちちのもとにかかってこず、父はイライラしっぱなしであった。私や母が電話をしたらどうかと勧めても、こうしたことはこちらから催促するのはおかしいみたいなことを言ってまるで言うことを聞かない。結局、しばらく待っても電話はかかってこないため、父は悪態をつきながら、その場を離れた。元の職場の方々からしたら、いい迷惑であり、付き合ってられないということであろう。むしろ、父のしでかす迷惑にここまで根気強く付き合ってくれて感謝しかない。

しばらく職場からの電話を待っている間、父は父で、自分が何を相談したのかも忘れてしまったようである。ただし、自分が職場の方々に色々と自分の進退についての対応の処理の仕方を教えてやるということは認識しているらしい。傍で見ていて腹立たしいのは、何時までも、自分が若い人たちを教えるという立場を崩さず、偉そうなことである。父によれば、今の職場の人達は、今回のような(つまり、父が途中で辞めるという事態)事例が初めてなので、どう処理すれば良いのか分からず、バタバタしているとのこである。父からしたら、自分がむしろ色々教えてあげようというのに、若い人達がそれを無視ししているということらしい。

 しかし、夜の10時過ぎぐらいに再び、職場の方々の自宅に電話攻勢を仕掛けたようである。案の定、着信拒否をされて誰も電話にでず、そのまま疲れたのか寝てしまった。

 そして、本日午前7時32分、父は職場の方からの電話を待つため、電話の前に座って30分近く待機している。今、あきらめて自分の部屋に戻っていった。

 見ているこっちまでむなしい気分になる朝である。