どおりで静かだと思ったら連休中か・・・。

 昨日の父はどうであったか、改めて振り返ってみると、それほどギャーギャー騒いだりしていなかったように思える。まあ、土曜日だからということもあるのかもしれない。以前、父は昭和平成の時代と勘違いして土曜日も出勤すると思っていたようだが、ちゃんと説明したら取り敢えず納得して大人しくしてくれている。これが、四月頃だと、ギャーギャー騒いだ挙句、元の職場に飛び出していった事だろう。最近は、そうしたことはあまりない。とにかく体力がなく脚も痛いようなので、遠方にある職場に出向くのはやっぱり辛いのではないかと思う。しかし、その一方で、全く職場から離れるというとそうもいかない。もし完全に離れてしまったら、恐らく父には何も残らないのではないだろうか。父は、ボケてしまっているが、このことをなんとなく理解しているような気がする。

 最近は、母の体調があまり良くない。正確に言うと、つい一昨昨日ぐらいに軽い発熱があった。すぐに熱は引いたが、発熱の前の日に、歯が痛いとか、右わき腹が痛いとか、言っていたのがとても気になる。昨日は無理矢理病院に行かせたのだが、あいにく先生が不在で、週明けにしてくれとのことである。

 私の取り越し苦労に過ぎないのかもしれないが、なんか不安である。この母も母で、なんだかんだ病院に行くことを面倒くさがる。色々家事もあったり、単純に体力が無くて、色々億劫になっているのかもしれないが、あまりこの点で父を笑えない気がする。

 やっぱり年を取ると自分の体調と向き合うということから目をそらすようになってしまうのであろうか。私はそれを責めるつもりは全くないし、自分も恐らく同じ轍を踏みそうな気がする。

 とりあえず、新しい悩みがまた一つ生まれた。