薬が切れた!

 抗認知症薬や気分を落ち着かせる漢方薬を父が飲み忘れたせいなのか分からないが、昨日は、夜、やたらとイラついてた。そして、夜中の2時になって急に起き出し、おしっこをして、パンツをはこうとしたら尿道についている管やチューブが邪魔で履けなくなってしまったようだ。これがさらに父のイライラを加速させたらしく、同じ部屋で寝ている母も中々眠れなくなってしまった。私は、すでに寝ていたのだが、ギャーギャー騒ぐ声で眠ることができず、しかたなく、父の着替えを手伝った。何とか着替えが終わり、寝静まったのが朝の5時半である。元々夜中まで起きている母は本当に眠れていなかったと思う。しばらくすると、また父が起きてきたので、私も起きたのだが、これ以上、起きていても私の体力が持たないので、やはり寝ることにした。居間に残された父も、やることが無いからなのか分からないが、すぐに寝た。

 抗認知症薬や気分を落ち着かせる漢方薬の力はかなり大きいのではないだろうか。昨日の父は、他の薬は飲んだのだが、この薬だけは飲んでいなかった。完全に飲み方を忘れてしまったということもあるし、私が昨日は不在で、母に任せたものの、母も目を離してしまったのだと思う。結局、薬を飲んだはいいが、飲み方を間違えて、夜飲む薬を昼間に飲み、昼に飲むはずの抗認知症薬を飲み忘れてしまったのである。

 昨日の暴走はやはりこの薬によるところが大きいんだと思う。私は今日の朝、病院に電話をして、薬をもらいに行った。そしてその薬や他に服用している薬などを小分けにした。二度と飲み忘れや飲み間違いの無いようにしないと。