父とは、相変わらず、言い争いが続く。ボケた頭はエビデンスを示して、その間違いを正そうとしても、そうした証拠をもはや受け付けない。自分の信じたいものだけを信じるだけである。昨日も私は、父の言動の間違いを示すために色々と証拠を並べて示したが、結局無駄に終わった。
ただし、今日に関しては、異なっていた。今日の朝も、家の部屋を貸すのかと起きてすぐ我々に問いかけてきた。なんでも自分に電話があったとのことである。私はそんな電話をとっていない。なんなら、電話に付属しているレコーダーを聞いてみるかと言った。一応、話は理解したらしく、自分の妄想をひっこめた。
新年になり、父の行動は活発化している。ただし、体は2~3年前に比べて衰えており、容易に外には出るようなことは無くなった。その代わり、自分の言い分が通らないと、怒鳴り声を上げたりするようになった。私に対しては、私の事を怖がっているのか、あまりそうした怒鳴り声を上げたりしないが、母に対しては、異様に高圧的である。
何度も書いているが、このみっともない父の姿には本当に失望させられる。そして気づいたら、私も父に対して怒鳴り声を上げたりしているのである。私も自分自身のダメさにイラつく、そんな毎日を過ごしている。