ひさしぶりです。

 最後に書いたのが6月の下旬であったから、7月に入って、初めてのブログである。色々あったが、まず昨日と今日の父の言動を記録しておきたい。

 

 昨日は、私も出勤していたため、父がどうしていたのかよく分からない。終日家にいた母に聞けばよいのだが、なんというか、あまり聞きたくないという気持ちが働いて、聞けないでいる。ただし、私が帰ってきたときには電話を元の職場の先生方にかけていた。そして、相手が着信拒否機能や留守番電話機能を駆使していることも知らずに「何で出ないのか」、「飲み歩いているのか」等と悪態をついている。心底バカっぽく見えるが、哀れでもある。こっちも腹が立って、ずっと電話のある部屋に居座っていたら、一時間ぐらいしてやっと、電話をやめた。翌日、つまり本日、電話をかけられた相手から、3回ほど電話があったが出られませんでしたと連絡があった。そりゃ出たくないとは思う。その日はこれで終わりだったのだが、翌日、つまり今日は、お昼直前、ちょうど安倍元総理銃撃の一報が飛び込んできたころ、急に時間割を聞きに行くといって、職場に出かける準備を始めた。電話で確認すればよいのではという私の意見に対して、電話ばかりで申し訳ないと、意味不明な発言をして出て行ってしまった。私は、職場の方にメールで父が向かったとことを連絡した。

 

 どうも、父の行動を止めることができない。以前、私は父と大喧嘩をした。私が突き飛ばしたわけではないが、私の追求から逃げて、自分の部屋に逃げようとする父を追い詰めて、かってに後ろに倒れたこともあった(後ろに布団があったから特段けがは無かった)。父親がどなったから、私も怒鳴り返して、その後2日間ぐらい無言だったこともあった。正直、私はこの時、手が出てしまう衝動を何とか堪えるのに必死であると同時に、このままボコボコにしたら、さぞかしすっきりするだろうというおぞましい感覚に支配されつつある自分にゾッとしたのは何となく覚えている。

 

 この時が6月9日であり、以来、私は、どうも父にどう接して良いかが中々わからず迷走している。本日も、結局父の行動をとめることができなかった。幸い、父の出現にもかかわらず、元の職場の方々は対応してくれたようである。本当にありがたいと思うと同時に申し訳ない気分である。これからこんなことが何回も続くのかと思うと、暗澹たる気分である。

 

 あと、今の気分を率直に述べると、母が今認知症になったらどうするのだろうかということである。私は母が管理している、お金のことについて今日色々と聞いた。なんか、母に失礼だと思いつつも、やっぱり気になる。もしもの事があると考えると、聞かざるを得ないと思う。認知症の人間と過ごすと、自分がしたくないことが次々と眼前に迫ってくる。

 

私は自分の成長の機会と、無理やり言い聞かせている。