久々の電話

 昨日(9月20日(火))の午後の9時に、私から見ると叔母、つまり父の妹に当たる人から電話があった。ボケた父が電話を取り、長々と会話をしていた。父は、自分が早期に退職し、今は無職で、脚の持病で病院に通っている。この病気は完治するものではなく、どこの病院に行っても同じような答えしか得られず、長い付き合いになるだろうといった事を話していた。会話の時間は大体30分ぐらいであろうか。

 叔母は何を話していたのかは、私にはわからない。ただ、父の会話から察するに何か病気が治ったといった趣旨の事を話していたのではないだろうか。

 前回、この叔母から電話があったのは、8月21日、ちょうど一か月前である。もともと、関西に住んでいたが、東京に引っ越してきた等の連絡をして来た。私の聞き違えでなければ、ガンを患っていたといった趣旨の話をしていたと思う。ところが、昨日の電話では、何の病気かは分からないが、この叔母は自分の病気か、誰か他の人の病気かは分からないが、病気が治ったと言った趣旨の話を父にしていた。読んでいて、何が何だか分からないと思うかもしれない。私もあくまで父の電話を遠くから盗み聞きするような形で聞いただけなので、先方の会話は全く分からない。あくまで父の返答からの推測に過ぎない。

 私は、正直、この叔母の言動にとても注意を払っている。この叔母は、昔、ある宗教団体にハマっていた。ちょうど、2013年頃かそれ以前からか、ちょっと私の記憶もおぼつかない所ではあるが、大体10年前に散々、私の家に嫌がらせの電話をしてきた。私の家だけではない。親戚中に嫌がらせの電話や無言電話をしてきた経緯がある。父は、知り合いの弁護士に相談したりしたこともあった。内容は荒唐無稽な話で父を脅迫するものであった。また、他の親戚の悪口を父に吹き込んだりして、だまされる父も父なのだが、案の定、父と他の親戚の間で疎遠になってしまった(最近は、関係修復に動きつつある)。ハッキリ言ってどの面下げて、今電話をかけてきたりするのか。

 父は自分の肉親であるこの叔母には正直甘いように思える。親戚との間で疎遠になったという話をしたが、簡単にこの叔母の話を信じて、相手の親戚の話を全く聞かなかった。昨日の電話も、何というか懐かしそうな語り口調で終始は会話していたように思える。あれだけ嫌がらせを受けたにもかかわらず・・・。

 今年になって、それも父が認知症になった状況で、私にはこの状況は災厄にしか思えない。なんで今この時期に、関西から、私達の住んでいる地域に引っ越してきたのだろうか。

 色々書きたいことがあるのだが、どうにも話がまとまらない。一度筆を置く。