まだ寝ない。

 これを書いているのが、2月2日(木)0時22分である。父に寝ろと言っても中々寝ない。根拠はないが恐らくわざとであろう。しつこく同じことを聞かされる我々にとって苦行以外の何物でもない。なんというか、意地を張る所がもうこんなところしかないのであろう。今日も、私が風呂にはいれと言っても入らない。もう2週間目突入である。さらに、ほぼ一日中、今の椅子に座っていた。これも注意しても全く動かなない。

 ダメ人間の標本のような生きざまである。こうなってはいけない。

 一つ心配なのは、父から、一人また一人と人が離れて行っていることである。詳細は割愛するが、父の姿を見て、あるいは声を聴いて、徐々に人が居なくなっている。父も敏感に気づいているのであろう。 もしそれで、母や私に不利益が生じるであれば、父に対しては、新たな手段を講じる必要が出てくるかもしれない。

 ダメ人間の標本と上記の文で述べたが、反面教師として、私は勉強させてもらっている。