時間の感覚が・・・

 昨日も特に問題は無く、父は、大人しく過ごしていたように思える。しいてあげるとすれば、昨日も書いたが、おしっこパックが外れ、おしっこでぬれたシーツを私が取りこもうとした時、父が、変な形でベランダに干したことぐらいか。私が、もう4~5時間干したからいいだろうと言っても、頑迷に干し続けようとした。普段の私なら、意地でもとりこもうとしただろうが、私も忙しかったので、そのままにして、30分後、母がとりこんだ。

 時間の感覚がとにかく、恐ろしく衰えているというか。4~5時間たったといくら言っても頭で理解できない様子なのである。うすら笑いを浮かべて私の言動を馬鹿にしたような表情を浮かべる。以前の私なら、激高していたところである。我ながら成長したと思う。

 昨日ネットで見たのだが、認知症の予防には、とにかく、忘れたことを自力で思い出すという作業が非常に効果があるとのことである。忘れたからと言って、すぐにネットで検索するというのではなく、まず自分で考え、思い出そうとすることが重要であるとのことである。本当かどうかわからないが、直観的にはなんとなく共感できるというか、このブログを書いている時も、昨日の事を書くとき、思い出そうとして頭が痛くなるのである。