退院

 昨日、父が退院した。意外と元気なようだ。改めて病院の関係者の皆様には感謝したい。昨日から、おしっこパックを足に付けるタイプにした。おしっこが入る量は減ったが、ズボンの下に隠れるので、外にも出やすい。今までの手に持つタイプは手がふさがるし、父がおしっこが気になって、しょっちゅう、私や母がおしっこを捨てる作業を手伝わされていたので、その点では大変助かっている。父のストレスが幾分か軽減されている気がする。問題は、うんこをする時に、自分の尿道に付いたカテーテルを見て、どう判断するかということである。父がヒステリーを起こして、またカテーテルを引き抜こうとするかもしれない。

 尿道が血まみれになって、血が尿道内で固まり、おしっこが外に排出されず、膀胱・尿管に逆流して、逆流したおしっこの中の雑菌が血管に入って、全身に廻って炎症を起こす。色々とネットで調べる限り、ここから多臓器不全を起こしたりして死に至ることも多いとのこと。また、やりかねないのである。

 とにかく尿路感染の恐怖を痛感させられた今回の出来事であった。