再びタイプライターを買いに外出。後、風呂に入る。

 昨日は、色々と動きがあった。再び、父はタイプライターを買いに行ったのだ。その前日、元の職場の人に電話をかけて、先方から、「ゆっくりして下さい」とやんわり、仕事をしなくて良い旨の返事をもらったのに、朝から暴走気味にタイプライター購入を主張し、また二駅先の「店」に向かって行った。しかもサンダル履きでいった。足が痛くなることも構わず、恐るべき執念である。当然、店などなく、途中で分からなくなって、地元の本屋に行って、その後、ラーメンを食べて帰ってきたとのこと。毎度毎度このパターンである。本屋とその隣のラーメン屋はかろうじて父にとっては親しみやすい場所なのだと思う。

 家に戻って、しばらく大人しくしていたのだが、夕食時になると、母の準備の遅さをネチネチ言い始める。母もブチ切れたのか、色々と父に文句を言ったら、父は気圧されたのか、風呂に入ると突然言い始めた。私は突然のことにびっくりしたが、風呂に入ることは、前にも話した通り、清潔さを保つうえで重要であるので、大歓迎だった。

 とりあえず、昨日はバタバタした一日ではあったが、風呂に入ったこともあって父はすぐに寝た。