父から学ぶ教訓

 昨日、父の咳が止まらないという話をした。昨日も一日中せき込んでいた。家にある風邪薬を飲んでいたが、それももうストックが無い。本人は咳以外は問題無いという感じだが、せき込んでいる姿は本当にイライラしてくる。昨日は体温を測ることも拒絶した。私はブチ切れた。もう勝手にしてくれと言った。以前から書いているが、この男のの小心っぷりには呆れかえっている。病院には行かない、体温もはからない、効くか

どうかもわからない昔の薬でしのごうとするあさましい振舞い。遂にはよくわからないのど飴を母に買ってこさせた。本当に死んでほしい。

 これを書いている今も咳込んでいる。バカな話である。バカは死ななければ治らないとはよく言ったものである。

 しかし、そんなバカとの生活においても、私は感謝している。父を見ていると学ぶことが多い。なぜなら、とにかく、父とは逆の事をすれば、健康でいられるし、ボケずに済むのではないかと思っているからである。父に欠けているのは、やはり、人とのコミュニケーション、運動、そして仕事以外の様々なものへの関心である。仕事はやって当たり前である。その上で、やるべきことは上記の事である。これらは認知症治療の分野でも良く書かれていることであり、今更と言う感じではあるが、父を見ていると全てが当てはまるのである。あと、運動、これは特に重要である。座り仕事の多い男性は絶対、前立腺回りで障害が起きると考えた方が良いと思っている。適度な運動は認知症だけではなく、尿閉前立腺関係の病気にも絶対に効果的だと思っている。