そこまでして、なぜ職場

 もう、本人もよくわかっていないのかもしれないが、なんであそこまで仕事をしに行こうとするのか。昨日も、執拗に職場と元の職場の同僚の自宅に電話攻勢を仕掛けていた。そして、本来であるなら、本日、職場に出かける予定だった。しかし、13日、午後12時19分現在、特に出かけようとする様子も見られない。テレビをダラダラ見続け、ご飯を食えと言っても、中々手をつけず、自分の布団を畳みに自室に戻って、のそのそといった感じで布団を畳む。

 父から発せられる言葉には、もはや何の意味もない。ほとんどがただのノイズである。酷い言い方であるのは承知の上である。私はもう、親孝行等に関心がない。どうやって日々のストレスから身を守るか。それだけである。

 

以前にも書いたが、死んでほしくもあるし、長生きしてほしくもある。多分、死ねば死んだで、私も母も寂しい気分に襲われるであろう。それは3月の入院の時、思ったことでもある。あの時も、父が居なくなったとせいせいした気分だったのは初日と2日目ぐらいで、それからは妙に私は気分が落ち着かないというか、ぽっかりと穴が空いたというか、変な気分のまま、日々を過ごしていた。入院する前日は、裁判を起こすと怒鳴る父に対して、やれるもんならやってみろと、怒鳴り返していたにも関わらずである。