なんかなあ…

 昨日、父はまた、馬鹿みたいにあちこちに電話攻勢を仕掛けていた。本当に羨ましいと思う。自分の理想の世界に閉じこもって、自分の快楽に忠実に日々を過ごす。自分にとって嫌なものから耳を塞ぎ、辛いことから逃げ回って・・・もう84年生きて、若い時に散々つらい目に遭ったのだから、死ぬ間際ぐらいゆっくりさせてあげなよ、好きな様にさせてあげなよという声が聞こえてきそうである。できれば、私もそうさせてあげたい。でも、我が家にそんな余裕はない。

 11月5日(日)午前10時現在、父は元の職場からもらった書類を睨みながら、あちこちに電話をかけようとしている。