カギを無くす(がすぐ見つかる)

 昨日を問わず、最近の父は、「何をすればいいんだ~」というのが口癖である。妖怪「なにをすればいいんだ~」の誕生である。あいかわらず、しつこく元の職場に電話をかけ続け、昨日も直接、元の職場に行こうとした。すんでのところで説得に成功し、思いとどまらせるに至った。

 とはいえ、家に居ると、何をすればいいんだとか何んとかグダグダ言っているのも鬱陶しい。いっそ、外に出て行ってくれた方が助かると言った母の気持ちも多少なりともわかるようになってきた。

 題名の鍵を無くすについては、結論から言えば見つかった。今日、元の職場を襲撃しようとした際に準備したスーツのポケットに入っていた。鍵や診察券など、しばしばこのパターンで無くし、そして見つかる。既に3回ぐらい同じことをしている気がする。

 あと、一昨日と昨日の朝、父が起きた時、昔の教え子が尋ねてこなかったか?ということを私や母に聞いてきた。なにかあったのだろうか。突然出てきた新しいパターンである。