とにかく電話

 昨日、私は在宅勤務で家に居たが、終日仕事で部屋に引き籠っていた。私が引き籠っていた時、父はどうも電話攻勢を性懲りもなく続けていたようだ。この執念たるやボケても衰えることを知らないのである。ただ、私が仕事でヘロヘロになっていることを察したのか、自分で布団を敷いたり、洗濯物をとりこんだりしていた。なんか感心してしまった。しかし、やはり電話攻勢は何とかならないものか。究極的な所で、この電話攻勢と元の職場襲撃さえやめてくれれば、私はもう満足である。人に迷惑をかけて、なおかつそのことに無頓着な態度の人間に接することほどキツイものはないと、私は父の痴呆化から学んだ。

とにかく、私にとって、3月は年度末の地獄の季節である。去年はこの地獄に父の入院が重なった。なんか毎回同じをように去年の今頃を振り返っているが、何とか乗り切りたい。