寝たふり老人

 昨日は、父は、ほとんど寝ていたような気がする。起きたのも14時過ぎだったと思う。私はなるたけ、きちんとした生活リズムを取り戻させたいと思って、例えば、太陽光をガンガン入れたりするのだが、昨日は、あまりお日様も出ていなかったせいか中々起きなかった。母に言わせれると、あれは寝ているのではなく、寝たふりをしているだけだと言っていた。寝たきり老人ではなく、寝たふり老人であるとの母の指摘はなるほどと思った。しかし、感心してばかりはいられない。ハッキリ言って運動不足もいいところである。いわゆるフレイル問題が身近になってしまっている。とにかく、動かない。確かに尿道にチューブがついているを見られるのは恥ずかしいと思う。だけれど、そんなことを言っていたら、今度は本当に寝たきりになってしまう。

 今は家の周りだけでも良いので歩いて欲しい。